お子さんに食べさせたいエゴマのレシピは

お子さんに食べさせたいエゴマのレシピは?

そんな質問をいただいたので、お返事しました。

 

質問は、

お子さんにとっての、えごま料理というのはどうなんでしょう?
実は、未就学児さん用のエゴマ料理のレシピを頼まれました。
小さなお子さんでしたら、生活習慣病というより、

特にカルシウムやビタミンを強調したお料理がよいのかしら⁉︎と、思いました。
アドバイスなどありましたら、宜しくお願い致します🙏

 

 

そこで、こんなお返事をいたしました。

参考になれば幸いです。

また、ご意見も歓迎いたします。

=========================

【お返事】

こんにちは、お料理を愛し、食べる方幸せをいつも思っての料理家のご活躍うれしく思います。

お子さんにもαリノレン酸は、もちろん必須の栄養素です。

でも、色も地味で、一般的でないエゴマ、

一番食べさせたい子どもたちに食べてもらうには一工夫いりますよね。

 まずは、こどものエゴマ、αリノレン酸の摂取量ですが、
体重あたりですので、幼児でしたら体重20キロでしたら、
エゴマの実で、必須摂取量4gですね。
油にすると1.6gです。
体重にしたがって多くなるのですが、
中学生は、この摂取量、妊婦さんと並んで普通の大人より多いのです。
やはり成長期、特に脳の成長が盛んなということだと思います。
ついでですが、妊婦さんにも、とっても必要なのです。
この辺も、子どもさんと並んで、エゴマをもっとたべてもらえたらいいですよね。
さて、子どもさんのレシピの話に戻ります。
日常の成長に必要ですので、ご飯のように、
毎日とりやすいレシピを思い浮かべました。
NO1,ふりかけ  
大根葉と鰹節、雑魚などで作るふりかけに、すりエゴマ、少し粒粒も入れてはいかがでしょうか。お気に入りになってくれれば、ご飯を食べる時に5gのエゴマの実を自然に食べてしまいそうですね。
NO2 エゴマバター  
私が子供に食べさせたいと思ってた時思いついた食べ方は、ほんの少しお水で伸ばしたはちみつを粒にまぶすとお菓子のように食べてくれたので、シメシメと思ったことがあります。
そこからの発想で、すったエゴマとはちみつを混ぜてペースト状にするのです。エゴマジャムといったほうがいいかもしれませんが、バターって名前のほうが脂肪メインな感じがします。
NO3  えごまのピザ 
 これは大人でもいいメニューですが、下地にエゴマのこってりしたペースト(または味噌エゴマペースト)を塗ります。
NO4 エゴマのミルクプリン  
これはエゴマとお水をミキサーにかけて、豆乳に見立ててプリンにします。
Sさんのおしゃれと、食べる人思いをプラスして、
こんなレシピや考え方などを参考にしてくだされば幸いです。
油料理は書きませんでしたが、
エゴマの実には鉄分、カルシウム、食物繊維が多いですので、
αリノレン酸を体内で吸収して働かせるには、ミネラルが必要です。
もともとミネラル豊富なエゴマですので、
ホールフードとして取り入れるのが
効率的で、効果も大きいわけです。
いかがでしょうか?
参考になったら幸いです。
======================
追伸です
脂肪をとることはとっても大切なことです。
脳や、神経、網膜、細胞膜などには脂肪が必要です。
ですが、あくまでも食べ物からとった脂肪なのです。
えっ!
食べ物から、とってないの?
そうなんです。
植物からとっているので、=食べ物と思いがちなのですが、
もしも、油という製品の原料を目の前にしたら、
それを私たちは食べ物として口に入れるでしょうか?
そんな植物からできているのが、植物性油と表示されているものです。
その代表格が
遺伝子組み換えのトウモロコシや菜種、大豆です。
植物性油の原料として日本に大量に輸入されています。
これらの遺伝子を操作されたトウモロコシなどをたべたラットたちの実験では、
数か月たったころから、とてつもない腫瘍ができたり、癌になったりしています。
遺伝子組み換えされた原料の食用油は、子どもたちの成長を助けてくれず、病気を起こす可能性が大きいのです。
サラダオイルと呼ばれる油から、
子どもたちをなるべく離してあげるようにすることが
病気やアレルギー、やる気のなさ、だるさ、学力などの成長には大切なんです。
体には必要な脂肪です。
ゴマのように、食べているものからとる油を
(エゴマ油、ゴマ油、亜麻に油、ひまわり油、ココナッツオイルなど)
とりましょう!
避けたほうが良い油は原料が食べれないもの、人工的なものの油です
(遺伝子組み換え原料、菜種油など)参考に是非してください。
ここまで読んでくださってありがとうございました。