【よく収穫できる、2021年エゴマの栽培法】

2020年交流や、研究大会の「教え愛」から       (20202.12.22更新)

①この栽培法は、簡単にマニュアル化したものです。

②エゴマは栽培は、穀物栽培であることを前提に取り組んでください。

 葉っぱを収穫するには野菜に準じるととらえていいのですが、

 実をとって、利用加工するには、収穫からが、穀物ととらえ作業を進めなくて

 はなりません。

③ここでは、全国のエゴママイスターさんや、多くの収量を取られる栽培名人さ

 んたちからお聞きした、2020年の工夫も取り入れている最新版です。

 

基本の栽培法や流れは、詳しくは、本「エゴマ栽培・利用加工」をご覧ください。

【エゴマの栽培法】2020.12.22更新

                 今年の多収,良品質の3ポイント

畝幅広150㎝、脱穀早め、脱穀後の乾燥‼‼‼

日本エゴマ普及協会は自然生態系農業をすすめるために、

 

無農薬、無化学肥料の栽培法となります。

エゴマ栽培1人1アールで、夢のエゴマ油の自給と健康向上が叶います!

※圃場を整える 田んぼの転作で作る場合など水はけが悪い場合、生育が悪くなります。溝を掘る、暗渠をほる等して環境を整えましょう。水はけが悪い時は、最初から畝を高くして栽培します。

※土つくり  腐敗を起こさないように、有機物や微生物の活用を奨めましょう。

 

  目安:10a鶏糞1トン、エゴマ粕、油粕60キロ、ヘアリーベッチ、レンゲなどの緑肥+嫌気性微生物(例:製品名カルス)ボカシ肥料等々

(1)種:中生は、1010日前後の刈り取り、晩生は1020日ころ刈り取りです。寒い地方では霜が降りるため、中生で。種取はシソとは交雑しやすいので、シソや他の品種のエゴマが付近にないものを取ります。

(2)種まき: 湿度が絶対条件です。たっぷり水をやり、濡れ新聞、シート等をかけて保湿して発芽を待ちます。

直播き栽培も移植栽培も種まきは4月後半から610日(北海道では積算温度ができるこのころに種をまき成功しています。)根きり虫対策のためには、定植は幼虫がさなぎになる6月後半にするといいでしょう。

(3)苗の育成:摘心をして枝を増やすためには、早めの種まき、定植時しっかりした苗で、6月後半定植がポイントとなります。また、68日ころの種まきなら摘芯はいらない。

1)直播栽培:

畝間90から150㎝で、条蒔きします。

最終的に株間20から30㎝くらいに間引く。

2)移植栽培:

苗は10㎝から20㎝位になったら定植します。自動定植機械もあり。

□セル苗:①土を入れたセル苗ぽっとに種をまく〈裸の王様種まき道具あり〉

②土を入れた苗箱ケースに種をまいて、湿度を保って芽が出て本葉が出たら、それをセル苗に移植する、

③または、畑苗として間隔5センチに仮植してから、大きくして畑苗として定植すると、子持ち苗といって、根が多く、枝分かれしやすい苗になる

□畑苗つくり:

畑に10センチ条間で筋蒔きして、苗を育てます。

発芽には常に湿度を保つ必要がありますので、発芽まで覆いをするといいでしょう。根をたくさん出させることがポイントです。

25㎝以上伸びた苗を斜め植えにして、最初から発根を促し、びくともしないしっかりえごまができ収量増につながった例があります。

仮植えする葉を触ってやる等葉に刺激を加えると節間も短く、多収穫に結びつくようです。

3)苗の育成:畑苗を育成する場合、間引きは、3㎝間隔くらいに。エゴマが7,8㎝位になるまでに間引きをして、エゴマの周りの除草もていねいにし、しっかりした苗を作ります。徒長してしまっても斜め植えするとよいで

(4)定植:畝間90から150㎝、株間25㎝から40㎝で1,2本植えで定植します。植え方は、さつまいもの苗のように斜めに植えると根が多く成長します。

    ※ コンバイン刈りで、畝間の絡み合いを無くすために、150㎝畝間で栽培、その樹形が低く下段も光が入り、長い立派な穂がついている。手刈りの場合も150㎝畝間が収量を上げている事例がある。ご参考にして一部からでもチャレンジしてください。

               (2020.8、エゴマ研究大会より)

(5)草取り:草は、基本まめな土寄せして、生やさないようにしましょう。

広い畝間は中耕しやすく、土寄せによって草を抑えることができます。

「草を見ずして草を取る」は、こまめに土寄せする事を言います。

草の種がエゴマに入らないためにも、収獲作業がやり易いためにも草には注意します。最初から畝を立て、防草シートを畝間に敷くのも省力となります。

(6)摘芯3節は残して1回目の摘芯。6本の枝確保から始めます。

摘芯した葉を利用して、乾燥粉末にしたり生で食べたり湯がいて冷凍保存も出来ます。行うのは概ね85日までとします。 遅くの摘芯は減収します。

□土寄せ:中耕と除草を兼ねて土寄せします。根張りが良いと台風に倒れないしっかりしたエゴマができ、粒も大きく油の量も多いです。

(7)刈り取り

ここは、重要ポイントです。葉の4分の3が黄色くなったら、刈り取ります。

草刈機で根元を刈っていきます。手作業なら竹用のこぎりがいいです。

刈ったエゴマを3,4束束ねておきます。この紅葉の時期に刈り取って縛ばれば脱粒が防げます。しかし実の色が白いうちは早すぎます。早すぎるのも収量減の原因ですので、遅すぎず、早すぎずの適期を葉の色、目安に適期に行います。

(8)4日から7干して脱穀:

畑でそのまま干しておく時は、寒冷紗を敷くとこぼれません。もし屋内で入れるところがあれば、シートを引いて束ねたものを重ねすぎないように並べます。

このとき蒸れないように、風を通す並べ方か、扇風機をかけるのもいいです。蒸れてしまえば、かびて、実が台無しになります。要注意

野外でそのまま干す場合には、ひもでかるく束ねます。

(9)脱穀:板、または金網にエゴマの枝を叩きつけて実を落とします。

板に叩きつけると飛ぶので、簡易テントに防虫ネットでカバーをした場所で。

 

□選別 :ふるいにかけて大きなゴミを出します。ふるいは、2.5mmを用意します。唐箕にかけて、細かいごみを吹き飛ばします。この時エゴマは軽

いですので風の強さを加減します。(唐箕は必須アイテムです)

10)乾燥:一旦乾燥させます。この乾燥を行ってから水洗いします。

乾燥が不十分ですと水洗いの時に沈むエゴマが増えてしまいます。また、湿ったエゴマは酸化し品質を落とし、食べることもできなくなります。

保存も短期間となりますのでこの乾燥作業は必ずしましょう。要注意です。

この状態で保存ができます。洗いをあわてないことです。

虫も出ていきますので、大切な作業です。

11)水洗い:桶に水を張り、エゴマを入れます。下に土や、細かい石が沈みます。よく混ぜて洗ってから、止めて、浮いてきたエゴマを網ですくってザルにあげます。

エゴマに水がしみこまないようにあまり長くやりすぎないよう、1分位ですぐにあげるのが大事です。この作業をもう2回繰り返し、その時水の濁りがひどいようならさらに繰り返します。水に入れる時間をなるべく少なくします。

ごしごしこすったりせずすばやく混ぜてザルであげます。やりすぎは要注意。

12)乾燥:網戸の網等の上に2センチくらいの厚さで並べて、干します。高温での乾燥はエゴマが酸化するので、要注意です。強い風にも注意してください。

上にも網をかぶせると鳥の被害から守れます。

13)保存:食べてカリカリするくらいしっかりと乾燥させて水分空気の入らない袋で保存しますと1年以上の長期保存できます。

 

米袋では低温(8度以下)保存が肝要です。5月以降は常温では品質低下します。買った方にも冷蔵保存を勧めてください。

詳しくは、「楽しく栽培 エゴマの栽培・利用加工」日本エゴマ普及協会編 服部圭子著をご覧ください。

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